김 대리가 죽었대 / 서경희 を読んで【韓国書籍】
79冊目
김 대리가 죽었대 / 서경희
キム代理が死んだって / ソ・ギョンヒ
ドタバタブラックコメディーです。

ミステリーだと思って読むと痛い目に…
キム代理が亡くなったらしい、という噂から始まるこの一冊。
親切で見た目も良く超人的なシゴデキとして社内でも有名なキム代理。
序盤は軽いタッチの推理小説のように流れていくので、どこかで死の真相が解き明かされるのだ!と勘違いしそうになりますが、違います。
色んな人がキム代理との思い出やエピソードを語っていくのですが、
どこかちょっとようすがおかしいんですよね。
オーバーだったり、現実とかけ離れているように感じたり…
実は、この話は私は当初オーディオブックで通勤のときに軽~く聞いていました。
しかし途中でよく分からないというか、流れがつかめなくなって、
「いつか、紙の本を手に入れたら文字を見ながら読もう」と思って中断していたのです。
そして時間は流れ、手に入れた紙の本。
今回は1ページ目から文字を追いながらオーディオブックで音声を流すという、私的にパーフェクトな環境での読書の結果、
「なるほど、文字で読んでも同じ。途中から斜め上に飛んでく感じの本…!」という結論に。
この本はキム代理の死の真相を追求する話ではないです。
ミステリーではないです。
ブラックコメディーです。
各サイトのレビュー
私と同じ感想を持った人がたくさんいたようです。
書店の通販サイトや電子書籍サイトなどのレビューが実に面白く、
私はレビューを通して、 아무 말 대잔치 (適当大フェスティバル、的な…?)という表現を覚えました。笑
なんというか、後半が支離滅裂というか、カオスというか、荒唐無稽というか…
まぁそういう感じだったんですよね。
それに対して色んなひとがああだこうだと感想を言っているのを見るのが楽しかったです。
それでも、面白い本
何がすごいって、そんな後半なのにも関わらず、レビューを見てると、結構な割合で皆さん最後まで読んでいるんですよね。
「ここまで読んだからにはラストを見なきゃ…」みたいなレビューを書いてる人もいましたが、確かにそれもあります。笑
しかし何よりも、なんか勢いがあって面白い、これに尽きます。
「現代人は新しい情報に振り回されて、意見はどんどん変わり、次のニュースが入ってくれば以前のニュースはどうでもよくなり…」
といった、現代社会への風刺が入った本だと思うんですが、
それにしても話の展開に勢いがありすぎる。
勢いあまって横に滑っていってる感じから目が離せない。
なんだかんだ面白く、あっという間に読み終わってしまった本でした。
以上、「キム代理が死んだって」の感想でした~!