메리골드 마음 사진관 / 윤정은 を読んで【韓国書籍】
77冊目
메리골드 마음 사진관 / 윤정은
マリーゴールド 心の写真館 / ユン・ジョンウン
マリーゴールドシリーズ2作目です。

1作目の「マリーゴールド町 心の洗濯屋さん」の感想はこちら↓
메리골드 마음 세탁소 / 윤정은 を読んで【韓国書籍】 – Marikoの韓国語
ヒーリング小説
前作もそうでしたが、今回もヒーリングを主目的としている感じで、
続きが気になって一気読みしてしまうような小説とはまた違いますが、安心してゆっくり読める本です。
今回の写真館は、自分も知らない自分の心を撮影してくれる、という触れ込み。
気になりますよね。
韓国まめ知識
こういうのを知れるのも韓国の小説を読む楽しさのうちのひとつだな、と思った部分をご紹介します。
ある青年が、
아빠, 계란에도 번호가 있는 거 알아?
卵に番号があることを知っているか、父親に問いかけます。
知らなかった父親に説明するのですが、読者の私ももちろん知らず、これが面白いのです!
動物福祉有精卵というそうなのですが、屋外の自然放牧で育った鶏の卵は、印字されてる番号の末尾が1番なんだそうです。
飼育環境によって1番から4番までに分けられるとか。
韓国で卵を買ったことはあっても、番号をまじまじと見たことは無かったので、全然知らなかったです。
次回韓国のマートに行くときに、見てみなくてはですね。
こういう豆知識が私は結構好きです。
ちなみに、小説では、卵の番号を見て、自分は何番なんだろう?とふと思ってしまった青年に、
他人に決められた番号なんて気にするな、自分の価値は自分で決めるんだ…みたいなことを父親が言うという、良いシーンです。
運命とは
運命について、すごく納得した文章がありました。
운명은 그것을 우리가 운명이라 부를 때에만 운명이 된다.
運命は、それを私たちが運命だと呼ぶときにだけ、運命になるのです。
스스로 우연을 운명으로 만들기로 선택할 때에만 우연은 운명이 된다.
自らが偶然を運命にする選択をするときにだけ、偶然は運命になる。
そうなんですよね、自分が運命だと思わなければ、それはただの偶然なんですよね。
偶然に起こった出来事を自分が運命だと決めることで、運命にする、というのはすごく力強く素敵な考え方だと思います。
感想
マリーゴールドシリーズは、ストーリーの意外性なんかは無いんですけれども、
素敵な文章が多くて、読んでいて癒されるのが一番の魅力だと思います。
3作目も出ているので、またしばらくしたら、追って読んでみようと思います。
以上、「マリーゴールド 心の写真館」の感想でした~!