비스킷 / 김선미 を読んで【韓国書籍】
75冊目
비스킷 / 김선미
ビスケット / キム・ソンミ
青少年文学です。

日本語翻訳版も出ています。
課題図書的な立ち位置の青少年小説
韓国のオンライン書店のレビューを見ていると、
「子どもの国語の時間に必要で買ったのですが、面白かったです」とか、
「推薦図書なので買いました。子どもが面白いと言って何度も読んでました」みたいなレビューが目立ちます。
塾の授業の教材にもなっているようです。
ざっと見たところ、小学校高学年のお子さんを持つ親御さんのレビューが非常に多いです。
しかし私的にとても不思議だったのですが、
ビスケットと呼ばれる、虐げられて見えなくなった子たちを助けようという道徳的に超OKな部分は分かるとして、
法律では完全にNGの不法侵入や、子どもだけで無理をしての大怪我、などのシーンもしっかりあるんですよね。
そのあたりは教育的に果たして……?という気持ちが湧かないでもないですが、
物語的にはそういうところがハラハラして面白かったりもしました。
意外と難しい語彙
読んでいてびっくりしたのが、語彙です。
読みやすいという韓国人のレビューとは裏腹に、外国人学習者にとっては難しい語彙が並びます。
まず、慣用句と四字熟語が多い。
ああ、授業で習ったな…と遠い目で思い出す(しかし記憶は薄い)慣用表現も。
そして青少年小説とはいえ、さすが推薦図書!
文学的な表現も出てきます。
例えば、생명이 시나브로 사그라지고 있다 (命が少しずつ消えかけようとしている)みたいな表現が出てくると、
시나브로…?!ってなんだっけ?!となりますが、
まあ文脈で推測して読めばいいか、となって、なんとなくスルーみたいな箇所も多かったように思います。
ちなみに시나브로は、少しずつ、知らないうちに、という意味だそうです。
(これを書くために今調べました)
感想
普通に楽しく読んでしまいましたが、いつか時間ができたら、知らない語句を書き出したりして
語学学習の教材としてもう一度読んでみてもいいかもしれないな、と思いました。
ちなみにビスケット2も出ているようですので、近いうちに2も読んでみようと思います。
以上、「ビスケット」の感想でした~!