原書多読

아프니까 청춘이다 / 김난도 を読んで【韓国書籍】

1冊目

아프니까 청춘이다 / 김난도

つらいから青春だ/キム・ナンド

ソウル大学の教授が執筆した2010年出版の本です。

当時韓国で大ベストセラーになったそうですが、納得の内容でした。

人生時計という概念

人生を80年と仮定して、一生を一日に例える人生時計という概念が登場します。

80年が24時間とすると、ちょうど半分の40歳は昼の12時。ランチタイムです。

50歳は午後3時、60歳の定年が退勤時間の夕方6時という計算。

人生まだまだこれからだなという感じですよね。

頑張っていこう!と思わせてくれる本です。

三日坊主は当然という主張

‘내일부터’ 는 오늘까지는 안 해도 된다는 핑계

아프니까 청춘이다, 김난도

「明日から」は、今日まではしなくてもいいという言い訳だ

「つらいから青春だ、キムナンド」

非常にズシンとくる言葉が登場します。

著者によると、人生に大切なのは決心や決意ではなく、毎日繰り返す「練習」だというのです。

確かに、決意して始めるダイエットは簡単にケーキの誘惑に簡単に負けますよね。それが当然だそうです。

達成のために必要なのは決意の固さではなく、毎日の習慣であり、大切なのはその習慣を破ってしまっても、そこで諦めずに、その瞬間から(明日からではなく、その瞬間から)また始めること、だそうです。

心に響くフレーズ

우리는 얼마나 빨리 가고 있는가를 점검하기 위해 자꾸만 시계를 본다.

하지만 시계보다 필요한 것은 나침반이다.

‘얼마나 빨리 가느냐’ 보다 ‘올바른 방향으로 가고 있느냐’ 가 훨씬 중요하다.

아프니까 청춘이다, 김난도

心に響くフレーズが散りばめられているこの本。

どこが心に響くかは人によると思いますが、私はここでした。

我々はどれだけ早く向かっているかを気にして、しきりに時計を確認する

しかし本当に必要なのは時計ではなく羅針盤だ

「どれだけ早く着くか」よりも「正しい方向に向かっているか」が、はるかに重要なのだ

「つらいから青春だ、キムナンド」

大学生や院生に向けた人生の指南書ではありますが、大人が読んでも非常に勇気づけられる、良い本でした。おすすめです。

MARIKO

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