종의 기원 / 정유정 を読んで【韓国書籍】
39冊目
종의 기원 / 정유정
種の起源 / チョン・ユジョン
人間の「悪」を描き続けているチョン・ユジョン作家。
この本、めちゃくちゃ面白いです!!

はじまりは暗いんですよ。
あまりに暗くて、テンションも低くて、最後まで読めるかな・・・と不安になる程なんですけど、中盤からはすごいです。
緊張する場面の連続と、ハラハラの展開、どう決着がつくのかまったく想像がつかず、目が離せないとはまさにこのこと!
想像と違って、かなりエンターテイメント性のある本だと思いました。
衝撃のはじまり
起きたら自宅で母親が死んでいる、という始まりなのですが、主人公には記憶がないんですよ。
何が起こったのか、まさか犯人は自分なのか?
これだけでも、だいぶ面白いですよね。
違和感がじわじわと・・・
「何が起こったのか知りたい」という主人公の気持ちには充分に共感できますが、
すぐに警察を呼んだり救急車を呼んだりといった、一般人なら当然するであろう何かしらのアクションがないんですよね。
この部分から、じわじわと違和感が押し寄せてきます。
過去のストーリー
奇妙な気持ちで読み進めていくと、そのうち主人公の過去のストーリーや、少年時代の記憶が語られはじめます。
少しずつ明らかになる輪郭。
このあたりからはもう、この本の虜です。
気になって気になって仕方がない状態になります。
後半の疾走感
ここまでで充分面白いんですが、それを大きく飛び越えて、後半はもう拍手しかないです。
毎日、本を読む時間が待ち遠しかったです。
倫理的には絶対に間違っているんだけれど、現実にいたら絶対に嫌なんだけど、と思いながら
どこかで主人公がうまくいくように願いつつ読んでいました。
多読教材として
383ページ、ずっしりしてます。
アプリで朗読の音声を聞きながら、だいたい10日くらいで完読しました。
音声なしだともっと時間がかかったと思います。
多読上級者向け。
結論:ラストまですべて満足でした。本当に面白く読みました。超おすすめ!
以上、「種の起源」の感想でした~!