그림 없는 화가, 곰 아저씨 / 이호백 글, 박예진 그림 【多読入門】
7冊目
그림 없는 화가, 곰 아저씨 / 이호백 글, 박예진 그림
絵の無い画家、クマおじさん / イ・ホベク 文、パク・イェジン 絵
文字多め、語彙難しめの絵本です!
必要な語学レベル:
TOPIK5級くらいから楽しく読めると思います。
絵本ですが、文字が多めできちんとストーリーがあります。
(見開いたときに、左ページはすべて文、右ページが水彩画のような優しい色合いの絵)
ほんわかしたストーリーなんですが、主人公のクマの言動がどことなく可笑しいんです。
韓国でのクマのイメージ
国によって動物のイメージというのは少しずつ差があるものです。
日本でのクマは、身体が大きいとか、獰猛だとか、もしくは逆にぬいぐるみの愛らしいクマのイメージがありますよね。
ティディベアなんて超かわいいですし。「クマちゃん」なんて呼んでもOKな雰囲気があります。
しかし、韓国でのクマは、「間抜けなイメージ」なんです。
のろまで、愚かなクマ・・。ちょっと意外ですよね?
この絵本でも、そんな間抜けなクマらしいようすが描かれていて興味深いです。
一箇所、文と絵のズレが・・
語学学習者にとっての絵本の絵って、文の理解を助ける重要な役割があるんですよね。
しかし、この絵本では一箇所だけ、文に書いてあることと絵が異なっています。
文では確かに ‘곰 아저씨가 나무 한 뭉치를 어깨에 짊어지고…’ と書いてあるんですが、
絵を見ると全然担いでないんです。めちゃくちゃ手にぶら下げて持ってます。
一瞬、読み間違いかと思って「?!」となりますが、深く気にするのも野暮というものなんでしょうかね・・
これから読まれる方は、該当の箇所を是非探してみてくださいね!